Overview実施概要
- ●実施名称
- 日鉄興和不動産フォトコンテスト 2026
フォトコンテストの詳細、応募要項はこちら - ●実施期間
- 募集期間:2026年3月23日(月)~2026年5月11日(月)
展示期間:2026年6月29日(月)~2026年8月22日(土)
展示案内(pdf)はこちら - ●受賞作品
- グランプリ 1作品/準グランプリ 4作品/ワーカー特選 10作品/特選 10作品/佳作、スマホスナップ賞 多数
- ●審査員
- 写真家 山口 規子 氏
TENTデザイナー 青木 亮作 氏 - ●主催
- 日鉄興和不動産株式会社
- ●後援
- 一般社団法人港区観光協会
- ●協力
- 赤坂インターシティマネジメント株式会社
Awards受賞作品
★★★グランプリ

喜びの舞
Photo by emi
雨上がりに現れた虹に、喜びの舞をおどったら見事傘がひっくり返っていました。普段なら母として怒るのですが、可愛くてそんな気にもなりませんでした。
受賞者コメント
この度はグランプリという素晴らしい賞を頂き誠にありがとうございます。あまりにも日常の1コマ過ぎて正直とても驚きました。この日は平日の夕方。夕食の準備で忙しい私を「虹が出ている!」と家の外に連れ出してくれた二人にも感謝を伝えたいです。
いつも通りの元気でやんちゃな二人がここにはあります。これまで何本傘がダメになったのか分かりませんが、次回傘を壊しても優しくしようと思います。この度は本当にありがとうございました!
審査員コメント
山口 規子 氏
写真家- 虹を見た二人の子供が飛び跳ねている瞬間を撮影したこの作品は、「虹が出た」ことを喜び、その気持ちを全身で表す子供たちを、撮影者であるお母さんが愛情たっぷりに表現しています。うっすらとしか見えない虹や、飛び跳ねた瞬間に折れてしまった傘など、現実味があっていいですね。またランドセルや傘の黄色、青いパンツ、田んぼの緑など全体のカラーバランスもよく、雨の匂いやはしゃぐ声まで聞こえてきそうです。また子供たちの顔が見えないことにより、この作品を見る人にも共感を与えます。大人たちが忘れかけていた子供の頃の純粋な心を蘇らせてくれるような素晴らしい作品です。
青木 亮作 氏
TENT デザイナー- 普段はTENTのプロダクトデザイナーとして「ものづくりで新しい風景をつくる」を掲げ活動しています。今回の審査は、数多くの素晴らしい応募作品を前に大変悩みながら臨みました。その中でグランプリに選出させていただいた本作は、一瞬を切り取った静止画でありながら、前後のストーリーやその場の温度、匂い、風までもが鮮やかに伝わり、私自身の記憶まで呼び覚まされました。計算された風景よりも、不意に遭遇した光景だからこそ、見る人の想像力を強く刺激するのでしょう。
★★準グランプリ
ちょっと珈琲いただこうかしら
Photo by sts
(勤務ビル:赤坂インターシティAIR)
娘(3歳)がママが大好きな珈琲屋さんとわかると、ママの真似して颯爽とお店に一人で入って行きました。
だいぶませてきました。
猫っていいな♪
Photo by もふぺん
(勤務ビル:赤坂インターシティAIR)
近所の河川敷を散歩していた時のこと。
木に身体を押し付けて、背中をかいている猫がいた。
人間は背中をかけていいなと、思っているかもしれない。
猫は暖かいところで寝そべっていいな、と思ってしまう。
猫も人間も、ないものねだりなのかもしれない。
「かんせい」のままに!
Photo by 理系人
前ボケにトランペットを吹いている人の銅像をおいてモノレールを撮った作品です。自分の感性のままにのんきにトランペットを吹いていそうな銅像、慣性が働くモノレールに乗っている人々、そして感性のままにこの構図で撮る自分…こうして様々な「かんせい」が集まってこの作品が「完成」しました。世界は「かんせい」で出来ている!
小さな駅員さん
Photo by いしぴん
引退間近の新幹線を撮りに行っていましたが、
ファインダーの中に急に入ってきたお子さんが、
小さな駅員さんのように見えて可愛かったので
急遽そちらをピントを合わせてメインにして撮影しました。
★ワーカー特選
奏(かなで)
Photo by Alex1235
(勤務ビル:赤坂インターシティ)
圧倒的な白に包まれた雪稜。そこにぽつんと立つ木々が楽しげに肩を寄せ合っているようにみえた。擬人化、それは人間に与えられた高度で豊かな表現
午前2時の独り占め
Photo by cetrorelix
(勤務ビル:赤坂インターシティAIR)
月曜深夜、溜池山王へ帰着。TVが桜の見頃を告げている。明日は雨、仕事中に散ってしまうだろう。
どうする?どうする?
堪らずカメラを手に街へ繰り出した。なんて素敵な、私だけの午前2時。
ひとやすみ
Photo by Linejka
(勤務ビル:BIZCORE西新橋)
都内ぶらぶらしていたら、見かけた風景。とてもノスタルジックでどこか切なくて、思わずシャッターを切りました。
やさしい厳しさ
Photo by GTS
(勤務ビル:アークヒルズフロントタワー)
雪を投げる父の姿は、どこか本気で、少しだけ容赦がない。
それを受け止めながら逃げる子の姿にも、また本気がある。
遊びの中に混ざるそのやさしい厳しさに、人が人と関わる意味を見る。
大きすぎる制服、等身大のよろこび
Photo by tet_photo
(勤務ビル:オークラ プレステージタワー)
桜咲く入園式の日。ブカブカの制服を揺らしながら、「やったー!」と両手を挙げて駆け出す小さな背中。そこには、背伸びしない等身大の彼女の「らしさ」が詰まっていました。未完成でアンバランスな姿からこぼれ落ちる、たまらなく愛おしい人間味。「人間っていいな」と、シャッターを切りながら自然と頬が緩んだ一枚です。
屈するは伸びんがため
Photo by 市川カメラ
(勤務ビル:赤坂インターシティAIR)
尺取り虫が、何度も身体を縮めながら、ゆっくりと進んでいた。
遠回りにも見えるその動きが、不器用でも前へ進もうとする人間の姿と重なった。
何度も屈しながら、自分のやり方で進み続けることの強さを見た。
はじまりの光
Photo by sui
(勤務ビル:虎ノ門アルセアタワー)
振り返ると通路に朝焼けの光が差し込んでいて、思わず足を止めてシャッターを切りました。
何気ない朝の景色ですが、慌ただしく始まる一日のなかで、少しだけ静かな時間に感じました。
神保町にあったもの
Photo by Mukava
(勤務ビル:赤坂インターシティAIR)
密集した建物や電線、看板に囲まれた小さな路地、昭和の匂い。
大好きな街神保町に人が自然に溶け込む様子に、
見過ごされがちな美しさを感じたのでした。
兆し
Photo by nashi
(勤務ビル:名古屋インターシティ)
秋の夕暮れに撮影した写真です。手前の枯葉にピントを合わせようとしたところ、偶然太陽の煌めきが美しく収まりました。
この頃は転職をしたばかりで不安もありましたが、目の前ではなくその先に希望があるのだと教えてくれているような気がして、前向きに物事を考えられるようになった良いきっかけとなりました。
休みの日
Photo by 奈月
(勤務ビル:名古屋インターシティ)
焼けたくないでも日差しは受けたい!の葛藤の日々。
★特選
高いとこ全然平気!
Photo by masa.kuri
高所恐怖症気味の私にゃ信じらんないけど、地上100メートルの出っ張りカゴ(床下はシースルーらしい)でバンザイポーズをとって楽しそうな人を夕陽の中に見つけたで~。(通天閣)
仲良しさん
Photo by トラキチさん
御田植え祭のちびっこ早乙女姿の可愛い仲良しさんが休憩時間におやつを頂きおしゃべりを楽しんでいます。
全身で『こんにちは』
Photo by ピカ
子どもに会えた嬉しさから、白い小犬が後ろ足で立ち上がり、リードに引かれながらも一生懸命前足を伸ばして飛びつこうとしている瞬間を写しました。
突然の熱烈な歓迎に、子どもは笑顔を見せながらも、少し緊張したように身体をまっすぐにしています。
その微笑ましい距離感には、人と動物が心を通わせる素直な喜びがあふれていました。
来るもの拒まずおじさん
Photo by チビゾウ
東大寺南大門あたりに座っていたおじさんです。
まだリュックを開ける前から次から次と鹿さんが押し寄せてきました。
鹿が顔を舐めても、そのまま何分間も鹿とスキンシップのおじさんでした。
一生修行
Photo by 平野 史孝
自然を、神仏を全身で感じ、そこで得た験力を衆生に返す。
人を助けることで、私が助かる、という考えが根本にあるそうな。
修行を積む行者の背中は、やさしく、大きいのです。
この景色を、誰と見るか
Photo by かけぴー
壮大な景色そのものではなく、それを「誰と共有しているか」に焦点を当てた。あえて距離を保った構図にすることで、二人の関係性や空気感を想像させ、静かなつながりを感じられる画づくりを意識した。
支える手、信じる背
Photo by 草山 将也
林の中、歩幅を合わせて階段を登る祖父と兄。
グループから離れてもなお、互いを思いやる静かな時間がそこには流れていました。
支える手のぬくもりと、振り返らずに歩む背中。二人らしい信頼の形を切り取った一枚です。
手仕事
Photo by Ami_chan
日々伝統工芸を守りつつ、伝承と新しいアイデアを盛り込みながらの手仕事に暮らしの中の輝きを見た。
静寂を掃く人
Photo by 土曜のウサギ
京都金閣寺でのある瞬間。個人的には観光地というより「景色を支えている人の時間の瞬間」を見たような気がして美は掃かれている感じが良いと思います。
抱負
Photo by ゆーと
書き初めに書く抱負には、その人らしさが現れる。どんな一年になるのかな。
佳作

ジーっ
Photo by shibazoo_
(大阪興銀ビル)

電車来るかな
Photo by のん

桜の道で、君の笑顔が咲く
Photo by ひなパパ

秋をひろった日。
Photo by biki
(赤坂インターシティAIR)

マタニティ
Photo by moff

駅のホームにて
Photo by HARU

卒寿の挑戦
Photo by 平野史孝

海辺で、ふたりの時間
Photo by Mukava
(赤坂インタシティーAIR)

泥んこバレー
Photo by うぽぽ

見つめる時間
Photo by min

coffee shop
Photo by NORTHERNLIGHTS

並ぶ葉っぱ
Photo by kai

384,400kmの孤独
Photo by oita.visuals

祖父の眼差し
Photo by Blue art

一人の朝焼け
Photo by すちゃお

桜に魅了される人々に魅了される私
Photo by SHUHEI

同じ瞬間、違う気持ち
Photo by マハロ

おばあちゃんへ
Photo by ちゃんまり

昼下がりの語らい
Photo by 夕星凪

大きな綿菓子
Photo by ゆーと

見つけたよ
Photo by さんまる

笑いの先に
Photo by shinsuke sato
(赤坂インターシティAIR)

とれるかな?
Photo by kai
(オークラ プレステージタワー)

春、纏う。
Photo by なるき

青空に映える
Photo by masa.kuri

元旦を待つ人々
Photo by 都人

雲も一緒に、整列
Photo by コマコ
(赤坂インターシティAIR)

夏の思い出
Photo by いしぴん

まなざし
Photo by ミナトのミライ

あ!
Photo by ピカ

香る
Photo by クリエートK

はしゃぎも個性、泥んこレース!
Photo by にってつ太郎

デビュー戦を迎える前のアドバイス
Photo by はるはる

ガンバルぞ~
Photo by ムーちゃん

現在過去未来
Photo by ナガウニ君nagaunikun

うららかに
Photo by cetrorelix
(赤坂インターシティAIR)

道の真ん中を歩こう。
Photo by GTS
(アークヒルズフロントタワー)

3人の女神
Photo by ポコちゃん

神友
Photo by HAHIMI

土日出勤
Photo by ギフト

反抗期
Photo by とっとこ

実家の朝ごはん
Photo by すちゃお

新緑の香りの中で
Photo by クー子

説諭
Photo by マロン爺さん

鏡の中のぼく
Photo by にっしー

勝ち気な姉
Photo by チビゾウ

帰路
Photo by まつとも

へのへのもへじ
Photo by ムーちゃん

24番の背中を追い続けて
Photo by atole
(赤坂インターシティ)

帰路
Photo by 白鳥亨

背伸び
Photo by kai

これからも仲良しでいてね
Photo by ひまわり

石積み
Photo by keke

僕が先!
Photo by おなつ

瞬きの間に、英雄と出会う
Photo by コムカイ
(赤坂インターシティAIR)

いつまでも
Photo by ゆま

いたずらなその顔
Photo by Hinako

毎朝の静かな日課
Photo by のん

はじける
Photo by かなと

己の道へ
Photo by sts
(赤坂インターシティAIR)

秋に揺れる
Photo by sui
(虎ノ門アルセアタワー)

人生に色を重ねて
Photo by 理由

カメラを向けると
Photo by emi

いつもの時間
Photo by シー
(オークラ プレステージタワー)

自然と共に生きる港町
Photo by にゃも
(赤坂インターシティ)

たたかいごっこ 〜vsしんゆう〜
Photo by ちえ

蜻老日記
Photo by 土曜のウサギ

疾走する笑顔
Photo by きたっち

姪のひよこ
Photo by おりは
(虎ノ門アルセアタワー)

無垢無限夢中
Photo by ぽせいどん

手が届きそう
Photo by トラキチさん

初めてのプレゼント
Photo by Tom

家族花見
Photo by moff

おむすび祭
Photo by もっくす

撮る時こうなる妻
Photo by チビゾウ

笑ってくれー
Photo by 平野史孝

お祭り
Photo by まつとも

砂に開く子供の世界
Photo by クー子

自撮り
Photo by ひまわり

サンセット釣り
Photo by Linejka
(BIZCORE西新橋)

2011年9月三陸の人々
Photo by sts
(赤坂インターシティAIR)

4tear and for year
Photo by Blue art

よし!!こい!!
Photo by ナガウニ君nagaunikun
スマホスナップ賞

喜びの舞
Photo by ちゃこりな
(虎ノ門アルセアタワー)

京都・桜・家族
Photo by 牧神
(虎ノ門アルセアタワー)

お友達になれるかな?
Photo by ミア
(赤坂インターシティAIR)

幸せの配達員
Photo by あき
(赤坂インターシティAIR)

ワタシよりも、ワタシを知ってる視線
Photo by jawacurryjawa
(赤坂インターシティAIR)

初めての海
Photo by ユキアイママ

ここから始まる、君の物語
Photo by Rio

12歳の誕生日
Photo by choppy
(赤坂インターシティ)

寒いのへっちゃら!
Photo by 多田納菜月

寝るときのおとも
Photo by ぽむぽむ
(赤坂インターシティAIR)

思い出は枯れない
Photo by ミトルリー

桜に夢中
Photo by ヒッコさん
(虎ノ門アルセアタワー)

ボクらの秘密基地
Photo by mimi
(赤坂インターシティAIR)

富士山は美しい
Photo by myumyu
(赤坂インターシティAIR)

黄昏時
Photo by Naaaa
(赤坂インターシティ)

息抜き
Photo by Mika

一日の終わり
Photo by Takkuruman
(名古屋インターシティ)

ご馳走と私
Photo by 弦鉄

ぼくのえびてん
Photo by anze333
(オークラ プレステージタワー)

いらっしゃいませ!
Photo by KOPEREX

ただ、見てた。
Photo by na.
(名古屋インターシティ)

雨宿りの灯りへ
Photo by うゆ
(赤坂インターシティAIR)

社会人への第一歩
Photo by Misai

花より孫
Photo by どらどら

夏至
Photo by ミオ

我が家の怪獣
Photo by oshi mina
(赤坂インターシティAIR)

気持ちいい~
Photo by MASAKO

タッチ タッチ ここに タッチ
Photo by tachibanana

ようこそ虎ノ門へ
Photo by ゆっこ

んふふ♡
Photo by れれ

70代の母と一緒にマラソン大会出場
Photo by Sato Hiro
(赤坂インターシティ)

夏の憧憬
Photo by ノア

また、ここで会おう
Photo by 十河 咲真

同じ空を見上げて
Photo by もとすみ
(JA共済ビル)

優しい眼差し
Photo by みすず

晴れたね
Photo by つばめ
(虎ノ門アルセアタワー)

人間って凄いな
Photo by とうふ
(BIZCORE御茶ノ水)

絶望
Photo by しお
(赤坂インターシティ)

海の道
Photo by あすけん
(赤坂インターシティAIR)

はじまりの呼吸
Photo by いさっち
(赤坂インターシティAIR)

ぬくもり。
Photo by なちゅ

信頼
Photo by cafepug
(赤坂インターシティ)

桜と大山と耕すおばあさん
Photo by 旅人親父
(赤坂インターシティAIR)

瞬間、全力
Photo by K.S
(赤坂インターシティAIR)

未来より先に、笑った
Photo by MOCHI
(赤坂インターシティAIR)

帽子
Photo by HAN XU

生まれてから30000日目!
Photo by トリさん
(虎ノ門アルセアタワー)

深呼吸
Photo by 優衣

厳しい視線
Photo by めるにゃん
(オークラ プレステージタワー)

焼き鳥うまっ!
Photo by こうへい

笑顔の健康人生
Photo by よう

自分にアート
Photo by あっきー
(赤坂インターシティAIR)

変わらない場所
Photo by R

地球を感じた、
Photo by よもぎ
(BIZCORE東神田)

彩りとの再会
Photo by なつ

つらら、スゴ! を捕らえたときめき。
Photo by 十戒の砂薄
(赤坂インターシティAIR)

ただいま、my nail
Photo by ニーヨン
(赤坂インターシティAIR)

こっち見て
Photo by yo.an.kawa

移転前夜
Photo by トリさん
(虎ノ門アルセアタワー)

シンクロニシティ
Photo by とものぶ

またたき
Photo by TAKU
(赤坂インターシティAIR)

仲良しの秋
Photo by Mika

視線の先は
Photo by のら
(赤坂インターシティAIR)

安心する場所
Photo by ここまる

悠然
Photo by いけまる

小さな茶屋の大きな縁
Photo by ゆうり
(赤坂インターシティAIR)

止まった時間
Photo by na.
(名古屋インターシティ)

クワッ
Photo by jawacurryjawa
(赤坂インターシティAIR)

夕日
Photo by あすけん
(赤坂インターシティAIR)
Judges審査員紹介
山口 規子(やまぐち のりこ)写真家

- 毎日気づかずに見過ごしている何気ない日常の1コマが、将来の宝物に変わるのが「写真」です。この度は受賞された方々おめでとうございます。
栃木県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。文藝春秋写真部を経て独立。女性誌や旅行誌を中心に活動。透明感のある独特な画面構成に定評がある。「イスタンブールの男」で第2回東京国際写真ビエンナーレ入選、「路上の芸人たち」で第16回日本雑誌写真記者会賞受賞。近著に「トルタビ~旅して撮って恋をして♫~」や写真集「柳行李」「I was there.」「KIKORI木は長い夢を見る」など。その他、旅や暮らしに関する撮影書籍は多数。公益社団法人日本写真家協会 副会長
青木 亮作(あおき りょうさく)TENTデザイナー

- 皆さんが提示してくれた、五感を揺さぶる素敵な風景の数々に心から感謝します!
1979年名古屋市生まれ。オリンパスイメージング株式会社、ソニー株式会社にて録音機器やカメラ、PCおよび周辺機器のプロダクトデザインをはじめ商品戦略や企画を行う。2011年にTENTを設立。NHK Eテレ「へんしんダンコちゃん」にも参加。TENTは2011年に治田将之と青木亮作の2人によって結成され活動を開始したクリエイティブユニット。そもそも何を、どう作り、どう伝えるかの全てに関わり、STAN. by zojirushi、DRAW A LINE、フライパンジュウなど、各企業にとって転換点となる大ヒット製品を数多く手がける。ドイツのiF DESIGN AWARD金賞をはじめ、GOOD DESIGN AWARD BEST100、Red Dot Design Awardなど国内外のデザイン賞を数多く受賞している。
Report審査会・授賞式レポート
「赤坂インターシティAIR」から
「日鉄興和不動産」フォトコンテストへ
2023年の立ち上げから数えて第4回を迎えた今回、本コンテストは大きな転換点を迎えました。これまで親しまれてきた名称を「日鉄興和不動産フォトコンテスト」へと刷新し、より開かれたステージへと進化。テーマは「Essence of humanity ―日常の瞬(またた)きに映る、その人らしさ―」です。
生成AIによって精密で美しい画像が容易に作り出せるいま、あえて「人間味」や「温もり」といった生の感情に光を当てる。そして日々の慌ただしさに追われる方々に、ほっこりとした癒やしを感じてもらいたい――。そんな主催者の想いから本テーマが立ち上がりました。
AI時代に問われる、審査の「基準」と「葛藤」
5月中旬、赤坂インターシティAIRにて行われた最終審査会は、終始熱い議論に包まれました。審査員を務めたのは写真家の山口規子氏と、初参加となるTENTプロダクトデザイナーの青木亮作氏のお二人です。
審査会が始まると、真っ先に出たのは感嘆のため息。集結した作品の素晴らしさに打たれて、言葉より先にこぼれていました。
前回も審査員を務めていただいた山口氏は「回を重ねるごとに、作品の質が上がっている」と驚き、また「生成AIで何でもできる時代だからこそ、ドキュメンタリーとしての原点回帰が大切」という点を審査基準に挙げられていました。
青木氏は、「見る人の記憶や匂い、湿っぽい空気感まで呼び起こされるか」という共感性に注目。時折、「素晴らしすぎて、逆にAIでの作り込みを疑ってしまう(笑)」といった苦悩が印象的でした。今回の審査で特に議論された点は「二度と撮れない奇跡的な一瞬」。審査員同士の妥協がない議論で、選考は白熱を極めました。
「あたらしい写真表現」を予感させる授賞式
7月中旬、港区虎ノ門「オークラ プレステージタワー“AOI GARDEN FOOD HALL”」にて執り行われた授賞式・懇親会は、受賞者たちの喜びと写真への熱い情熱に溢れていました。
主催者の池田智氏は開会の挨拶で「写真を通して皆様の人間味に触れ、審査側としても胸が高鳴りました」と、受賞者への感謝を述べました。
山口氏は「大人になると『こう撮ればよくなる』と作為的になりがちですが、みなさんの作品はまるではじめてカメラを持つ子どもみたいに純粋で、心が温かくなりました」と称え、青木氏は「作品を通じて、昔の記憶が呼び覚まされました。あの頃の匂いや空気が蘇り、改めて“いい写真”というのは、見る側の心が動くんだなと気づきました」と評価されました。
受賞者の挨拶では「綺麗な写真ではなく、その子らしい等身大の日常を残したかった」という方がいる一方、「あえてAIをパートナーとして、タイトルの構想に挑戦した」と告白する方もおり、これからの写真表現の広がりを感じさせました。
ビルを訪れるすべての人へ温もりを届けたい
受賞作品は、赤坂インターシティAIR 2階オフィスロビーに約2ヵ月、展示されました。
足早に過ぎ去る日常の中で、ふと足を止め、作品の奥にあるストーリーや匂い、そして自分自身の記憶と対話する――。「日鉄興和不動産フォトコンテスト」として新たな一歩を踏み出した本イベントは、オフィスビルという空間に確かな温もりと豊かな感情を循環させる、特別な場所となり続けます。




